踊り場トーク①-3 ―展示をするにあたって―

2021/1/23 参加者

広島市立大学日本画専攻出身

大橋智・山本志帆・浅埜水貴

                          広島の風景 川の多い街

浅埜  展示するなら世代を分けたいな。今話しているメンバーは院展(日本美術院)所属で塊過ぎてるのも考えなきゃな。所属関係なく一緒にやりたいなって思ってます。

大橋    何人位でやりたいなぁってのもあるけど人数=作品のサイズにも影響するでしょう。

だから少ない人数のグループ展を複数やるとかあとは個展をリレーするみたいな手もあるよね。場所があるのかっていうのまぁ。グループ展でやるなら俺も3人とか4人とかがいいような気がする。

それとは別に同窓会の集まりじゃないけど座談会をやってその中から次の展示みたいな位のイメージ。

浅埜  今の3人でやると結局卒業生が何かやってるなぁで終わるような気がする。私は正直大学に居ても学生が何を考えてるかよくわかんない所がある。日本画を選んだ理由も今の人たちがどう考えているのかわからない。ゆっくり話す時間もなかったしな。自分ももう上の世代だしなぁ。なので学生がこのメンバーに1人でも居てくれれば発展があるかなって思ってるんですけど学校っぽくなっちゃいますかね。

大橋  4でもいいよね。

浅埜  ひとまずはグループ展を行うって言う方向で進めてその中で具体的なイベントやまた次の企画などにつなげていったらいいですよね。硬くなりすぎずにやって行けたらなと思います。

大橋 東京にいる身としてはコロナが何とかなってほしいですけどね。

浅埜 大橋さんだけ展示しても見れない可能性が出てきますね、あんまりひどい状況になると。まぁ遠隔で指示して展示風景とか確認していけば出来るかもしれない。今の段階だと2人が広島在住メンバーですね。

大橋     東京はやばいですよ。飲食店結構潰れてますね。電車ぎゅうぎゅうだし。  やり方はいろいろあるよね。まぁ実現できるように考えます。まぁあんまり急激に物事を動かさない方がいいような気がします。日本画って「こういうのを始めました!」って言うと「ええ、、」てなるタイプが多いような。

浅埜 確かに。敬遠される。

大橋 でもそういうのを踏み台にしてくれたら。なんか単純に世に出ていけない時代になっちゃったから。特に広島にいるとね。なんか藝大の人の話とか聞いていると最初からマーケティング的なことを考えていて。広島に居たらそういうこと無理というか。

浅埜 マーケティング向きの画廊も他県より少ないですからね。

大橋 そういう可能性のある環境に身を置くチャンスを上の世代からむしり取って行ったほうがいいような。